海外fxで流行するコピートレードとは

海外のfx会社では、「コピートレード」もしくは「ソーシャルトレード」と呼ばれるシステムを採用するところが増えています。国内ではあまり馴染みのない「コピートレード」、その方法や自動売買との違いがわからない、という人も多いでしょう。ここでは海外fxの「コピートレード」の特長やデメリットなど、基本的な事柄について解説します。

コピートレードを一言で説明すると、「優秀なトレーダーのトレード内容をコピーし、同じやり方でトレードを行う取引方法」ということになります。ここで言う「優秀なトレーダーのトレード内容」は「ストラテジープロバイダー」と呼ばれます。

コピートレードの仕組みは次のようになっています。コピートレードを行うには、コピートレードを採用している海外fx会社に口座を持つ必要があります。コピートレードが採用されている場合、まず優秀なトレーダーが自分の運用成績・取引履歴=ストラテジープロバイダーを公開します。コピートレードを利用したいトレーダーは、優秀なトレーダーの運用実績を確認し、利用したいストラテジープロバイダーを選択。コピーするトレーダーがストラテジープロバイダーをコピー(フォロー)します。

ストラテジープロバイダーをフォローすると、フォローしているトレーダーの資産額に応じてストラテジープロバイダーが行った注文と同じ割合で自動的に注文が行われます。ストラテジープロバイダーを公開したトレーダーは、コピーしたトレーダーのスプレット・取引手数料から一定額を報酬として受け取ることになります。

例えば、100万円の資産を持つストラテジープロバイダーが米ドル/円を112.12円のタイミングで1lot買い注文した場合、10万円の資産を持つコピートレーダーの0.1lot分の買い注文が同時に行われることになるわけです。オリジナルのトレーダーの取引を、そのままコピーして自動的にトレードすることから、「コピートレード」と呼ばれるわけです。

一見して自動的に売り買い注文が行われることから「システムトレード」と混同されがちですが、この2つには明確な違いがあります。「コピートレード」優秀なトレーダーの判断に従い、その裁量によってトレードを行う「裁量トレード」です。

対して「システムトレード」とはプログラムによって売買タイミングを決め、自動売買を行うプログラムにその条件を複数設定して行う自動売買のことで、MetaTrader4のEAやミラートレーダーなどがこれに該当します。

システムトレードはあくまでプログラムによる機械的な自動取引に過ぎず、「流行り廃り」があります。Fxトレードは本来投資家の思惑で価格変動が起こるものであり、新たに流行のトレード手法が誕生したり、発展途上国でのfx人口や同じEAの利用者の増加といった様々な要因でその時期その時期のトレードの特性が変化します。経済ニュースの影響も受けます。それゆえ、機械式に取引を行うシステムトレードには陳腐化の恐れがあり、結局時流に乗った最新のシステムトレードに乗り換える必要が出てくるわけです。

コピートレードは、優秀なトレーダー=人間のトレードをコピーすることから、システムトレードにあった「トレンドの変化に対応できない」という弱点は克服しています。しかし、コピートレードには、「ストラテジープロバイダーのトレードをコピーする」という、そのシステムの特長のせいで、コピートレーダーのトレードにミリ単位の遅延が発生します。ストラテジープロバイダー・利用する海外fx会社・コピートレーダーの物理的距離が離れるほど、伝達が遅くなる特長もあります。この遅延でコピートレーダーの取引が上手くいかない事態も起こり得るので注意が必要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました