海外fx業者のa-bookってなんのこと?

海外fxをする際には、業者をしっかりと選ぶ必要があります。日本国内のfx会社と違って、緩い規制のもとで営業していることが多いので、会社によってかなり基準が異なるからです。やはり安心と信頼の会社のもとで取引をするのは投資の基本でもありますので、fx会社の特徴はきちんと押さえておく必要があります。

fx業者を比較するポイントはいくつかありますが、その一つはa-bookかどうかという点です。海外fx業者を分ける場合には二つのタイプがあって、このa-bookとb-bookというものがあるのです。この差はfx業者自体の取引の仕方によって生まれます。どちらにもメリットデメリットがありますので、きちんとその差を理解しておくことで、自分の投資スタイルにあった会社を見つけることができるようになります。

まずa-bookというのは、トレーダーから出された注文を業者側では手を付けず、そのままインターバンクに回して処理するという方法を採っています。基本的には仲介業者のような働きをすることになって、注文をまとめて手数料を取ることによって利益を得ています。一方でb-bookというのは、トレーダーの注文を業者で処理するというスタイルを採っています。インターバンクには流さずに、自前で売買を行うことになります。トレーダーが10万売ったら業者で10万買うという感じで処理を行っていきます。

それぞれにメリットデメリットがありますが、a-bookの場合は単に顧客の注文をインターバンクに流すだけなため、透明性の高い取引ができるというメリットがあります。基本的に顧客からの手数料で利益を得ているため、顧客が取引で儲かろうと負けようと業者にとってはあまり関係がありません。むしろ顧客が買ってくれた方が取引を増やす傾向にありますので、顧客が儲けられるような情報を発信することが多くなります。また、トレーダーが得た利益を口座から出したとしても、さほど問題はありませんので、出金がスムーズにできるのもメリットです。一方で、手数料によって利益を得ていますので、手数料が高い、もしくはスプレッドが広くなるというデメリットがあります。その分、トレード効率が悪くなるというのがトレーダーにとっては気にかけないといけない点です。

一方でb-bookは、顧客が勝つと業者が損をするという構造になります。顧客はお金を入れてくれる存在でもあり、取引では敵ともなるということです。そのため、あまりにトレーダーが利益を出し過ぎると、出金を渋ったり退会を促したりすることがあります。全体で見ると個人トレーダーは損失を出すことが多いため、このタイプの業者にとっては顧客が負けてくれた方が利益が大きくなるということで、勝負強いトレーダーを歓迎しないのです。一方で、このタイプの業者は手数料が安いというメリットがあります。しかも、大口の注文であれちょっと相場から外れている注文であれ、基本は何でも約定してくれるというのもポイントです。それだけ、思い切った取引ができることになります。

このように、a-bookかそうでないかという点には、基本的に大きな違いがあるのです。どちらがいいかという点に関しては、好みの違いとなります。大きな取引を行って手数料を下げたいというのであれば、b-bookを選ぶという考え方もあります。しかし、安定した取引を続けていきたい、デイトレードで細かな売買を繰り返したいというのであれば、a-bookの方が安心できます。長期的に見ると、信頼できる業者の下で安定的に取引ができるa-bookの方が良いと考えるトレーダーも多くいますので、迷った場合はa-book業者にすると良いでしょう。

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